道ですれ違った人の香水。
カフェから漂ってきたコーヒーの香り。
季節の花や、雨上がりの匂い。
その瞬間、何年も前の出来事が急によみがえったり、
忘れかけてた人のことを思い出したり。
そんな経験、一度はあるんじゃないかなと思います。
実はこれ、気のせいじゃなくて、ちゃんと理由があります。
香りの情報は、脳の中でも記憶や感情を扱ってる部分(専門的には大脳辺縁系と呼ばれるところです)に、他の感覚より直接届くと言われています。
だから、目で見たものや耳で聞いたものより、香りの方が感情ごと記憶を連れてきやすいんです。
同じ「思い出す」でも、写真見て思い出すのと、香りで思い出すのとでは、ちょっと違います。
香りでよみがえる記憶は、その時の空気とか温度とか、心の動きまで一緒に連れてきてくれる感じがして。
アロマリーディングでも、この反応、けっこう起こります。
香りを嗅いだ瞬間に「なんかこの香り苦手」ってなる人もいれば、
「懐かしい、なんか落ち着く」ってなる人もいて。
その反応、単なる好みというより、今の心や身体の状態を映してることがあります。
以前は大好きだった香りが、今は受けつけない。
逆に、昔は苦手だった香りが、今は心地いい。
あなた自身が変わってきた証拠です。
心が変われば、必要とする香りも変わる。
だから私は、香りの「好き・嫌い」をけっこう大事にしてます。
言葉より、香りの方が正直です。
ここまで読んでみて、なんとなく自分にも当てはまるかも、と感じた部分はありましたか?
ただ香りの感じ方って、その日その時の体調によって変わるものなんです。
今日心地いいと思う香りが、来週も同じとは限らなくて。
だからこそ、実際に香りを試してみないと分からない部分も多かったりします。
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